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桝落
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ますおと
ふりがな文庫
“
桝落
(
ますおと
)” の例文
騷がせて濟まねえが、昨夜
鍛冶
(
かぢ
)
町上總屋に入つた、左傷の五右衞門が、間違ひもなく此町内に追ひ込まれたのだよ。
斯
(
か
)
うなりや
桝落
(
ますおと
)
しの中の鼠だ、今度こそは逃しつこはねえ
銭形平次捕物控:181 頬の疵
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
残るは妾ただ一匹、年頃契り深からず、
石見銀山
(
いわみぎんざん
)
桝落
(
ますおと
)
し、地獄落しも何のその。
縦令
(
たと
)
ひ石油の火の中も、
盥
(
たらい
)
の水の底までも、死なば共にと
盟
(
ちこ
)
ふたる、恋し雄に先立たれ、何がこの世の
快楽
(
たのしみ
)
ぞ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
そのためには、むこうを油断させ、釣りだして
桝落
(
ますおと
)
しにかけるほかはないんだが、大袈裟に鮨売の総ざらいなどとやったあとだからむこうも用心してちっとやそっとのことでは気をゆるすまい。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「畜生ッ、
桝落
(
ますおと
)
しにかけやがったか」
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
桝
漢検1級
部首:⽊
11画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“桝”で始まる語句
桝
桝形
桝目
桝田屋
桝屋
桝田屋小左衛門
桝田
桝屋久藏
桝田屋惣右衛門
桝飲