-
トップ
>
-
桁
>
-
ゆき
同時に、その
傍のもう一人、瞳を返して、三造は眉を
顰めた。まさしく先刻の
婆らしい。それが、黒い袖の
桁短かに、
皺の想わるる手をぶらりと、
首桶か、
骨瓶か、風呂敷包を
一包提げていた。
“桁”の意味
《名詞》
(けた)建物や橋などの建造物において、横に通して上部を支える構造物。短い方を「梁」というのに対して、梁と直角に交わる長い方を「桁」という。
(けた)算盤の珠を通す軸。芯。
(けた)位取り記数法において、数字を容れる列の長さ。また、各数字を記す位置。
(出典:Wiktionary)