“赤木桁平”の読み方と例文
読み方割合
あかぎこうへい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝からひる少し前まで、仕事をしたら、へとへとになったから、飯を食って、水風呂みずぶろへはいって、漫然まんぜんと四角な字ばかり並んだ古本をあけて読んでいると、赤木桁平あかぎこうへい
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
若い方では赤木桁平あかぎこうへい内田百間うちだひゃっけん、林原耕三、松浦嘉一などの諸君であったように思う。
漱石の人物 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ところが卒業後まもなく、赤木桁平あかぎこうへい君といっしょに飯を食ったら、君が突然自分をつかまえて樗牛論を弁じだした。そうして先覚者だとかなんとか言って、いろいろ樗牛をほめたてた。
樗牛の事 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)