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栄耀
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ええう
ふりがな文庫
“
栄耀
(
ええう
)” の例文
旧字:
榮耀
国民の
膏血
(
かうけつ
)
を分けて貰つて、不義の
栄耀
(
ええう
)
に
耽
(
ふけ
)
り、其手先となつて
昔日
(
むかし
)
の
朋友
(
ほういう
)
の買収運動をさへなさるとは、姉さん、まア、何と云ふ堕落でせうか
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
絹の上衣、刺繍のしてあるチヨキ、帯革に金剛石を
鐫
(
ちりば
)
めた靴、この総ては随分立派で、
栄耀
(
ええう
)
に慣れた目をも満足させさうに見える。己の目の火のやうな特別な光も人を
誘
(
いざな
)
ふには十分だ。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
「何ツ」松島は
猛獅
(
まうし
)
の如く
躍
(
をど
)
り上りつ、梅子の胸を
捉
(
とら
)
へて
仰
(
あふむ
)
けに倒せり、「女と思つて
赦
(
ゆる
)
して置けば増長しやがつて——
貴様
(
きさま
)
の此の
栄耀
(
ええう
)
を尽くすことの出来るのは誰のお蔭だ、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
誰も好んで泥棒などするのでは無いだから、余つてるものが
在
(
あ
)
るなら、無いものに融通するのは人間の義務で、他人が困つてるのに自分ばかり
栄耀
(
ええう
)
してるのが、ほんたうの泥棒だとよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
“栄耀”の意味
《名詞》
栄耀(えいよう 古くは えよう)
高い地位に着くこと。
贅沢な暮らしをすること。
(出典:Wiktionary)
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“栄耀”で始まる語句
栄耀栄華
栄耀贅沢