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林相
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りんそう
ふりがな文庫
“
林相
(
りんそう
)” の例文
宇治は注意深く耳をすましながら、右手で拳銃の
銃把
(
じゅうは
)
を握り、安全装置を外した。此処らは特に
林相
(
りんそう
)
が深いので、梢
洩
(
も
)
る光線も海底のように青かった。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
ことに
林相
(
りんそう
)
の
零落
(
れいらく
)
が目に立つようになると、
雨乞
(
あまごい
)
の
鉦太鼓
(
かねたいこ
)
が一段と耳に響く土地柄でもあった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「
林相
(
りんそう
)
」「土壌」「
空閑地
(
くうかんち
)
」「水利」というのである。彼はそれを出三郎にわたして云った。
艶書
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“林相”の意味
《名詞》
森林を構成する植物の種類や生え方による形態。
(出典:Wiktionary)
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“林”で始まる語句
林檎
林
林泉
林子平
林羅山
林家
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林檎酒
林中