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松造
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まつぞう
ふりがな文庫
“
松造
(
まつぞう
)” の例文
直次郎さまからお聞及びかと存じまするが、わたくしは生れ落ちるとから父母の顔を知らず、元……屋敷に仕えていた
松造
(
まつぞう
)
と申す男の
許
(
もと
)
で育てられました。
嫁取り二代記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
彼の名は
松造
(
まつぞう
)
というそうで、古河の近くの
旗井
(
はたい
)
というところで百姓をしている。あのときはそっちも水が
溢
(
あふ
)
れだし、家はそれほどでもないが田畑にはかなりな被害があった。
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
けれど縁談を断わったあとでもあり、これからのこともあるので、源六もおせんもゆかずにいると、四日の夕方になって幸太が
松造
(
まつぞう
)
という職人といっしょに、
酒
(
さけ
)
肴
(
さかな
)
の遣い物を届けに来た。
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
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