“旗井”の読み方と例文
読み方割合
はたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土手を下りて旗井はたいという村落にはいったころには、もうとっぷりと日が暮れて、あかりがついていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
彼の名は松造まつぞうというそうで、古河の近くの旗井はたいというところで百姓をしている。あのときはそっちも水があふれだし、家はそれほどでもないが田畑にはかなりな被害があった。
柳橋物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)