李青蓮りせいれん)” の例文
中にも蕪村は其角をしたらんと覚ゆ、「其角は俳中の李青蓮りせいれんと呼れたるもの也」といひ「読むたびにあかず覚ゆ、これかくがまされる所也」
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
いはんや方今の青年子女、レツテルの英語は解すれども、四書の素読そどく覚束おぼつかなく、トルストイの名は耳に熟すれども、李青蓮りせいれんの号は眼にうときもの、紛々ふんぷんとして数へ難し。