トップ
>
杉籬
>
すぎがき
ふりがな文庫
“
杉籬
(
すぎがき
)” の例文
私はお
叩頭
(
じぎ
)
ひとつして默つて退いた。C雜誌の若い記者が、この角を曲るとめそ/\泣けて來ると言つたその
杉籬
(
すぎがき
)
に添つた曲り角まで來ると、私も思はず不覺の涙を
零
(
こぼ
)
した。
足相撲
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
彼の
従弟
(
いとこ
)
は少しも蛇を恐れず、
杉籬
(
すぎがき
)
に
絡
(
から
)
んで居るやつを尾をとって引きずり出し、
環
(
わ
)
を
廻
(
まわ
)
す様に大地に打つけて、
楽々
(
らくらく
)
と殺すのが、彼には人間以上の勇気神わざの様に
凄
(
すさま
)
じく思われた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
籬
漢検1級
部首:⽵
25画
“杉”で始まる語句
杉
杉箸
杉原
杉風
杉戸
杉垣
杉山
杉森
杉林
杉苗