“本子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんこ50.0%
もとこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
継子と本子ほんこの名には、大抵おぎん小ぎんが用ゐられて居ました。私はもうそれに飽き飽きしました。今日もまたいやな話を聞かされるかと云ふやうな悲みをさへ登校する途々みち/\覚えました。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
本子もとこ奥さんは 去年の秋まいた、せいぜい一尺も大きくならないはずのチユーリツプが、屋根をこすほど長くのびてゐる ふしぎな光景をみて、あつけにとられました。