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ありげ
ふりがな文庫
“
有気
(
ありげ
)” の例文
『然う?』と言つて、静子は思ひ
有気
(
ありげ
)
な眼付をした。無論、智恵子が買つて呉れたものと心に察したので。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「
夜鴉
(
よがらす
)
の
羽搏
(
はばた
)
きを聞かぬうちに、花多き国に行く気はないか」とシワルドは意味
有気
(
ありげ
)
に問う。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「年頃のお嬢様のような『
気
(
け
)
』もなくって……」と老婢は時々意味
有気
(
ありげ
)
に云った。
高原の太陽
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
『
否
(
いいえ
)
、何とも別に。』と言つて、智恵子は意味
有気
(
ありげ
)
な目で吉野を仰いで、そして俯向いた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“有気(有気音)”の解説
有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音、摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語は無気音。
(出典:Wikipedia)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“有”で始まる語句
有
有難
有無
有様
有之
有頂天
有耶無耶
有名
有明
有体