“有家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありか50.0%
ありいえ25.0%
ありや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二二四おのが心より罪におとし奉る事の悲しさに、御有家ありかもとめて、事の由縁ゆゑをもかたり、二二五御心放みこころやりせさせ奉らんとて、御住家尋ねまゐらせしに、かひありてあひ見奉る事のうれしさよ。
かえって雲仙連峰を顧望こぼうするによく、有家ありいえ島原方面に、ゆるやかな大傾斜を作る美しい雲仙の裾野を、一眸いちぼううちに収める気も晴れやかな大観は、高岩にのぼって得られるのである。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
口野津くちのつの作兵衛、有馬の治右衝門、千々岩の作左衛門以下千五百人、有家ありやの監物、布津の大右衛門、深江の勘右衛門以下千二百人、大矢野の甚兵衛、大矢野の三左衛門以下二千五百人、本渡もとわたりの但馬
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)