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最先
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まつさき
ふりがな文庫
“
最先
(
まつさき
)” の例文
田の中を
逶
(
うね
)
つた路が細い。十人は長い不規則な列を作つた。
最先
(
まつさき
)
に沼田が行く。次は富江、次は慎次、次は校長……森川山内と続いて、山内と智恵子の間は少し途断れた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
京二にも話して聴かせては、二人で中に出てくる昆虫を集めてをります。
最先
(
まつさき
)
に——スクラブサクレ、あの剽軽者はこの辺りには沢山をりまして、村人はこうらと称んで大変嫌つてゐます。
〔婦人手紙範例文〕
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
重兵衛それが
平生
(
ひごろ
)
の遺恨で、
些
(
ちよい
)
とした手紙位は手づから書けるを自慢に、益々頭が高くなつた。
規定
(
きまり
)
以外の村の
費目
(
いりめ
)
の割当などに、
最先
(
まつさき
)
に苦情を言出すのは此人に限る。其処へ以て松太郎が来た。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
最
常用漢字
小4
部首:⽈
12画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
“最”で始まる語句
最早
最
最初
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最後
最期
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最寄
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