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曙立
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あけたつ
かれその御子を、その大神の宮を
拜ましめに遣したまはむとする時に、誰を
副へしめば
吉けむとうらなふに、ここに
曙立八の王
卜に
食へり
九。
かれ
曙立の王に
科せて、うけひ白さしむらく
一〇、「この大神を拜むによりて、
誠に
驗あらば、この
鷺の
巣の池
一一の樹に住める鷺を、うけひ落ちよ」
ここにその
曙立の王に、
倭は
師木の
登美の
豐朝倉の
曙立の王といふ名を賜ひき。すなはち
曙立の王
菟上の王
二王を、その御子に副へて遣しし時に、
那良戸一四よりは
跛、
盲遇はむ。