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暹羅
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シヤム
ふりがな文庫
“
暹羅
(
シヤム
)” の例文
翌
朝
(
てう
)
六時に船は
港口
(
かうこう
)
に
入
(
い
)
り、
暹羅
(
シヤム
)
の戴冠式に列せられる伏見
若宮
(
わかみや
)
殿下の一行を載せて伊吹、淀の二艦と
広東
(
カントン
)
から来た警備艦宇治の碇泊して居る
間
(
あいだ
)
を過ぎ
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
この倭人は現に
暹羅
(
シヤム
)
の東部メーコン河の沿岸森林地帯やカムボチャに居住する土人の先祖と同じもので、古のモン国とクメール国即ちカムボチャとの二国民を代表者として
二、三の山名について
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
それは山田長政が象に乗つて
暹羅
(
シヤム
)
の国王の処に婿入をする図で、版画にする原画であつた。
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
十七の一月三日、
暹羅
(
シヤム
)
皇太子が西本願寺を訪問され、武子さんも拝謁されたが、病いをおして歓迎、法要をつとめ、その縁談に進んで同意だった、父
法主
(
ほっす
)
が急に重態となり
遷化
(
せんげ
)
されたので
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
先年
暹羅
(
シヤム
)
から日本へ贈つて来た仏牙も大方
此類
(
このるい
)
であらう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
暹
漢検1級
部首:⽇
16画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
“暹羅”で始まる語句
暹羅船
暹羅鶏