“暹羅鶏”の読み方と例文
読み方割合
しやも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それの年榛軒は藩主の賞を受けて帰るとき、途に鳥屋の前をよぎつた。たま/\鳥屋の男の暹羅鶏しやもの頸を捩らうとしてゐるのを見て榛軒はそれを抑止し、受くる所の金を与へ、鶏を抱いて帰つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)