“暗撃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やみうち75.0%
やみう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一口ひとふり渡せ、一挺貸せ。——持たんのか。一本しかない刃物なら、暗撃やみうちにしろ。離れて狙え。遠くから打て。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜討や暗撃やみうちを喰うのと違って、こうして晴れた明るい天気、千万という皆様のごらんなさる前で、腕のお立ちなさる若いさむらいさん方のお手で、さっぱりとやられたら、ずいぶん
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
死人に口なしでなんとでも言い訳は出来るようなものの、かりにも左少弁たる人を河原で暗撃やみうちにしたとあっては、後日の詮議が面倒である。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)