“晴雨計”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいうけい75.0%
バロメイタア25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地の人にいわせると、この糸のよじれ方で、その日その日の天候をあらかじめ知ることが出来るそうであります。町の晴雨計せいうけいとでも呼びましょうか。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
さらすゝむと航海者こうかいしやには地中海ちちゆうかい燈臺とうだいばれ、漁獵者ぎよりようしやにはしま晴雨計せいうけいづけられてゐるストロムボリがえる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
が、六千トンもある船が晴雨計バロメイタアの針が逆立ちしようと出港地へ帰航するようなことのないのは海で育った彼が先刻承知の筈だった。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)