“昴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すばる55.6%
スバル22.2%
11.1%
ばう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣の室で良人の弟とすばる発行所の和貝さんとが、死んだ児の柩に成るべく音を立てまいとして釘を打つて居る。
産褥の記 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
私はスウプをすすろうとしかけたとき、ふとあの紙片が「スバル」からの切り抜きであったことを憶い出した。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
「でも、狂人きちがいになるには何か仔細わけがあるでしょう。」と、冬子は目眦まなじりげて追窮ついきゅうした。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
汗に蝕むまなこゆゑ、 ばうの鎖の火の数を
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)