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春夜
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しゅんや
ふりがな文庫
“
春夜
(
しゅんや
)” の例文
しんしんとして、
木蓮
(
もくれん
)
は
幾朶
(
いくだ
)
の
雲華
(
うんげ
)
を
空裏
(
くうり
)
に
擎
(
ささ
)
げている。
泬寥
(
けつりょう
)
たる
春夜
(
しゅんや
)
の
真中
(
まなか
)
に、和尚ははたと
掌
(
たなごころ
)
を
拍
(
う
)
つ。声は
風中
(
ふうちゅう
)
に死して一羽の鳩も下りぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
春夜
(
しゅんや
)
かな、と俳句に諷はれてゐるような、朧おぼろの市井の景色は、一年中で最も私の溺愛するところの季節である。
寄席風流
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
“春夜”の意味
《名詞》
春夜(しゅんや)
春の夜。春宵。春の季語。
(出典:Wiktionary)
“春夜”の解説
『春夜』(しゅんや)は、北宋の詩人・蘇軾(蘇東坡)が詠んだ七言絶句。起句の「春宵一刻直千金」は名句として有名で、成語「一刻千金」の元にもなっている。
(出典:Wikipedia)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
“春”で始まる語句
春
春日
春風
春秋
春雨
春寒
春水
春信
春霞
春宵