“春団治”の読み方と例文
読み方割合
はるだんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろ父は芸人を贔屓ひいきにした人なので、三回忌の時迄は俳優や芸妓げいぎなどの参会者も相当にあり、心斎橋の播半はりはんでの精進落ちの宴会は、春団治はるだんじの落語などの余興もあって、なかなか盛大に
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ご飯にたっぷりしみこませただしの味が「なんしょ、酒しょが良う利いとおる」のをフーフー口とがらせて食べ、仲良く腹がふくれてから、法善寺の「花月かげつ」へ春団治はるだんじの落語をきに行くと
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)