トップ
>
明皎々
>
めいこうこう
ふりがな文庫
“
明皎々
(
めいこうこう
)” の例文
ほのめく
短檠
(
たんけい
)
の下に
明皎々
(
めいこうこう
)
と
銀蛇
(
ぎんだ
)
の光を放って、見るから人の生き血に飢えているもののごとき形相でありました。
右門捕物帖:10 耳のない浪人
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
晴れ渡った、
明皎々
(
めいこうこう
)
たる月である。しかし中天にかかった円い影を見ると、その
明
(
あきらか
)
な光の中にほのかな曇がある。霧が立つとか、薄雲がかかるとかいうわけではない。晴れた光の中の曇である。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
明皎々
(
めいこうこう
)
たること南蛮渡来の
玻璃鏡
(
はりきょう
)
のごとき、曇りなく
研
(
と
)
ぎみがかれた職業本能の心の鏡にふと大きな疑惑が映りましたので、間をおかず伝六に不審のくぎを打ちました。
右門捕物帖:02 生首の進物
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「ところが
明皎々
(
めいこうこう
)
——」
十万石の怪談
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
皎
漢検1級
部首:⽩
11画
々
3画
“明”で始まる語句
明
明日
明瞭
明後日
明石
明晰
明朝
明白
明星
明方