“めいこうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明皎々57.1%
明晃々28.6%
明皓々14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晴れ渡った、明皎々めいこうこうたる月である。しかし中天にかかった円い影を見ると、そのあきらかな光の中にほのかな曇がある。霧が立つとか、薄雲がかかるとかいうわけではない。晴れた光の中の曇である。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
槍の中身は、さすがによく手入れが届いて明晃々めいこうこうたる長剣五寸横手四寸の業物わざものです。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
悵然ちょうぜんと腕をこまねいていたが、突如、畳を蹴って躍りたつと、手にはもう明皓々めいこうこうたる武蔵太郎の鞘を走らせて。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)