明晃々めいこうこう)” の例文
おばさんの毋大虫ぶだいちゅうは、包のふところへ深く入って、そのワキ腹へ明晃々めいこうこうのあいくちを一ト突き加えていたし、解宝かいほうは後ろから抱きついて動かさず、また解珍は
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
槍の中身は、さすがによく手入れが届いて明晃々めいこうこうたる長剣五寸横手四寸の業物わざものです。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)