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旧縁
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きゅうえん
ふりがな文庫
“
旧縁
(
きゅうえん
)” の例文
一益はついに、
身内
(
みうち
)
の
津田藤三郎
(
つだとうざぶろう
)
を使いとし、
旧縁
(
きゅうえん
)
をたよりに、
織田長益
(
おだながます
)
(後の
有楽斎
(
うらくさい
)
)の許へやり、長益の口ききで、降伏を申し入れた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吉之丞は
陸使
(
おかつかい
)
に金箱を担がせ、みなに送られて船から降りると、道路をひとつへだてた船着場の正面の客舎に宿をとった。マニラは親子二代にわたる
旧縁
(
きゅうえん
)
の地で、旅亭のあるじとは知友の仲である。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧時
旧来
旧暦
旧友
旧廬