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日陽
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ひなた
ふりがな文庫
“
日陽
(
ひなた
)” の例文
樹木
(
じゆもく
)
には、それ/″\
日陰地
(
ひかげち
)
にもよく
育
(
そだ
)
つ
木
(
き
)
や、また
日陰
(
ひかげ
)
と
日陽
(
ひなた
)
の
中間
(
ちゆうかん
)
のところを
好
(
この
)
む
等
(
など
)
、
種類
(
しゆるい
)
によつて、
土地
(
とち
)
に
適
(
てき
)
、
不適
(
ふてき
)
があります。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
とか何とか
喚
(
わめ
)
き立てながら、口を割るようにして、
日陽
(
ひなた
)
臭いなおし酒を含ませたので、福太郎は見る見る顔が破裂しそうになるくらい真赤になってしまった。
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「お嬢さんに逢いましたが、良い娘ですぜ、少しやつれてはいるけれど利口そうで、愛敬があって、縁側へ向かい合って掛けると、
日陽
(
ひなた
)
で梅の花がプーンとにおう」
銭形平次捕物控:338 初姿銭形平次 八五郎手柄始め
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
久し振りに
日陽
(
ひなた
)
に出て来ましたせいか、肌が女のように白く、ホンノリした紅い頬に、何かしらニコニコと微笑を含みながら、鍬を振り廻す白髪の老人の手許を一心に見守っております。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
眩
(
まぶ
)
しい
日陽
(
ひなた
)
に引きずり出している……人々がその方へ駆け寄って行く……。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
▼ もっと見る
まだ
日陽
(
ひなた
)
ボッコをしていたルンペンの鬚男を
引致
(
いんち
)
すると同時に、睦田老人を召喚して立会わせながら厳重な取調べを行う一方に、別の刑事を飛ばして、品川の女郎屋をシラミ潰しに調べ上げると
老巡査
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“日陽”で始まる語句
日陽地