“日蓮上人”の読み方と例文
読み方割合
にちれんしょうにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸仏の守護神です。それから僧分の肖像、たとえば弘法大師、日蓮上人のような僧体である。一々話して行けば実に数限りもないことです。余は略します。
しかし怪しげな、国家主義の連中が、彼らの崇拝する日蓮上人の信仰を天下に宣伝した関係から、樗牛の銅像なぞを建設しないのは、まだしも彼にとって幸福かもしれない。
樗牛の事 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
小止みもなく紛々として降来る雪に山はそのなる海辺の漁村と共に天地寂然たる処、日蓮上人と呼べる聖僧の吹雪に身をかがめ苦し山路り行く図の如きは即ち然り。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)