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にちれんしょうにん
ふりがな文庫
“にちれんしょうにん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
日蓮上人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日蓮上人
(逆引き)
諸仏の守護神です。それから僧分の肖像、たとえば弘法大師、
日蓮上人
(
にちれんしょうにん
)
のような僧体である。一々話して行けば実に数限りもないことです。余は略します。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
しかし怪しげな、国家主義の連中が、彼らの崇拝する
日蓮上人
(
にちれんしょうにん
)
の信仰を天下に宣伝した関係から、樗牛の銅像なぞを建設しないのは、まだしも彼にとって幸福かもしれない。
樗牛の事
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小止
(
おや
)
みもなく紛々として
降来
(
ふりく
)
る雪に山はその
麓
(
ふもと
)
なる
海辺
(
うみべ
)
の漁村と共に
埋
(
うずも
)
れ
天地寂然
(
てんちせきぜん
)
たる処、
日蓮上人
(
にちれんしょうにん
)
と呼べる聖僧の
吹雪
(
ふぶき
)
に身をかがめ苦し
気
(
げ
)
に
山路
(
やまじ
)
を
昇
(
のぼ
)
り行く図の如きは即ち然り。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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