トップ
>
新知
>
しんち
ふりがな文庫
“
新知
(
しんち
)” の例文
肥後
(
ひご
)
の
細川家
(
ほそかわけ
)
の
家中
(
かちゅう
)
に、
田岡甚太夫
(
たおかじんだゆう
)
と云う
侍
(
さむらい
)
がいた。これは以前
日向
(
ひゅうが
)
の伊藤家の浪人であったが、当時細川家の
番頭
(
ばんがしら
)
に
陞
(
のぼ
)
っていた
内藤三左衛門
(
ないとうさんざえもん
)
の推薦で、
新知
(
しんち
)
百五十
石
(
こく
)
に召し出されたのであった。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
久野は丹後の国において幽斎公に召し出され、田辺
御籠城
(
ごろうじょう
)
の時功ありて、
新知
(
しんち
)
百五十石
賜
(
たま
)
わり候者に候。矢野又三郎介錯いたし候。宝泉院は
陣貝吹
(
じんがいふき
)
の
山伏
(
やまぶし
)
にて、
筒井順慶
(
つついじゅんけい
)
の弟
石井備後守吉村
(
いしいびんごのかみよしむら
)
が子に
候
(
そろ
)
。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「ハッ。
新知
(
しんち
)
に御座りまするが」
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“新知”の意味
《名詞》
新たに知りあった人。
新たに得た知行。
(出典:Wiktionary)
“新知”の解説
新知(しむしる / しんしる)は、北海道根室支庁新知郡の新知島西部にあった集落。
(出典:Wikipedia)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“新知”で始まる語句
新知行