“陞”の読み方と例文
読み方割合
のぼ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐国に使いして多くの文書宝物を得て帰った吉士長丹きしのちょうたんの労をよみして位をのぼし、ほう二百を給し、呉氏くれうじの姓を賜わった如きは、唐国をクレと称し
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「この乱暮さを御覧なさい、座る所もないのよ。」と主人あるじの少女はみしみしと音のする、急な階段を先にたっのぼって
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
二月二十一日に柏軒が奥医師にのぼつた。わたくしはたま/\此年庚申の正月に出た武鑑と三月に出た武鑑とを蔵してゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)