斯民このたみ)” の例文
來りて見よ、斯民このたみの相愛することいかに深きやを、若し我等を憐れむの心汝を動かさずば、汝己が名に恥ぢんために來れ 一一五—一一七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
されど今カムピ、チェルタルド、及びフェギーネとまじれる斯民このたみ、その頃はいと賤しき工匠たくみにいたるまで純なりき 四九—五一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我につきて來れ、斯民このたみをその言ふにまかせよ、風吹くともいただきゆるがざるつよきやぐらの如く立つべし 一三—一五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かの逆浪さかなみに觸れてくだくるカリッヂの浪の如く、斯民このたみまたこゝにリッダを舞はではかなはじ 二二—二四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)