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斯文
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しぶん
ふりがな文庫
“
斯文
(
しぶん
)” の例文
匡
(
きょう
)
の地で暴民に囲まれた時
昂然
(
こうぜん
)
として孔子の言った「天のいまだ
斯文
(
しぶん
)
を
喪
(
ほろぼ
)
さざるや
匡人
(
きょうひと
)
それ
予
(
われ
)
をいかんせんや」が、今は子路にも実に良く
解
(
わか
)
って来た。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
会は
斯文
(
しぶん
)
会と名づけ、雑誌は“野ばら”というのだった。仲間に甲賀太郎、今村均、木村某などというのがいた。それにぼくは大町桂月論などというのを書いたことがある。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(中略)三先生既に
斯文
(
しぶん
)
の
宗主
(
そうしゅ
)
、後学の師範たり、
仏老
(
ぶつろう
)
を
攘斥
(
じょうせき
)
すというと雖も、必ず
当
(
まさ
)
に理に
拠
(
よ
)
って至公無私なるべし、
即
(
すなわ
)
ち人心服せん。三先生多く仏書を
探
(
さぐ
)
らざるに因って
仏
(
ぶつ
)
の
底蘊
(
ていおん
)
を知らず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“斯文”の意味
《名詞》
斯 文(しぶん)
この道の学問。
(出典:Wiktionary)
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“斯文”で始まる語句
斯文崔魏