断案だんあん)” の例文
旧字:斷案
書附けると云う馬鹿はせぬなら、此曲者は無論藻西で無いと思わねばならぬ、是丈これだけは誰も異存の無い所だから、此断案だんあんは両君何と下さるゝか
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
相応のたしかな研究と一種の突つ込んだ直覚ちよくかくとから得た断案だんあんを率直に語るこの人の芸術批評は面白い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)