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文覚上人
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もんがくしょうにん
ふりがな文庫
“
文覚上人
(
もんがくしょうにん
)” の例文
治承
(
ちしょう
)
の昔
文覚上人
(
もんがくしょうにん
)
が何処の馬の骨だか分らないされこうべを「
義朝
(
よしとも
)
の
髑髏
(
どくろ
)
」と称して
右兵衛佐頼朝
(
うひょうえのすけよりとも
)
に示した故智に
倣
(
なら
)
い
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
何よりも
先
(
ま
)
ず彼は力を
掴
(
つか
)
もうとした。あの情人の夫を殺すつもりで
過
(
あやま
)
って情人を殺してまでも
猶
(
なお
)
かつ生きることの出来たという
文覚上人
(
もんがくしょうにん
)
のような昔の坊さんの生涯の不思議を考えた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この頃、箱根の別当の弟、永実から聞いたはなしに依ると、ここから二里ほど山へ
這入
(
はい
)
った
奈古谷
(
なごや
)
という小部落の寺に、高尾の
文覚上人
(
もんがくしょうにん
)
という者が、罪を得て都から流されて来ている。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誰でも一度は
通過
(
とおりこ
)
さねば成らないような女性に対する情熱をそれらの人達の若い時に結び着けて想像し、あの
文覚上人
(
もんがくしょうにん
)
のような男性的な性格の人の胸に懸けられたという婦人の画像を想像し
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“文覚”で始まる語句
文覚
文覚勧進帳
文覚発心
文覚被流