“奈古谷”の読み方と例文
読み方割合
なごや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この頃、箱根の別当の弟、永実から聞いたはなしに依ると、ここから二里ほど山へ這入はいった奈古谷なごやという小部落の寺に、高尾の文覚上人もんがくしょうにんという者が、罪を得て都から流されて来ている。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)