数歳すさい)” の例文
旧字:數歳
数歳すさいの星霜を経て、今松川の塾となれるまで、種々さま/″\人の住替すみかはりしが、一月ひとつきしは皆無にて、多きも半月を過ぐるは無し。はなはだしきに到りては、一夜ひとよを超えて引越せしもあり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)