散々ちら/\)” の例文
ひそめてうかゞひ居たりしにやゝ夜の子刻こゝのつころとも覺しき頃散々ちら/\と火のひかりえたりしが忽ちきえし故彌々いよ/\心をしづめてうかゞひたればたばこの火にやありけん折々をり/\えてはきえるにぞ是は曲者にうたがひなしとすぐに供の者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)