“教旨”の読み方と例文
読み方割合
きょうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
而してこの三十年間に日本の文運、政治上、法律上、社会上の状態は非常に進歩したと同時に、この学苑の教旨きょうしそのものも次第に拡充されたのである。
早稲田大学の教旨 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
教旨きょうしはつまりキリスト教によって立てられたのではないか。コーランの中には前世はあるがまた後に生れ変って来るという説明はほとんどありはしない。全くないとはいわぬ。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
すなわちニーチェが耶蘇教やそきょう奴隷どれいの道徳と悪口あっこうしたのも無理ならぬことで、現時げんじの戦争にも現れているとおり、基督キリストの言葉が決してそのままに行われておらぬ、むしろその反対の勇猛ゆうもうなる教旨きょうし
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)