“教子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしえご50.0%
をしへご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温厚篤実とくじつ、今の世には珍らしい人物で、且つ博学で、恐らく大学に業を修したのであろうと、中学校の生意気なのが渡りものと侮って冷かしに行って舌を巻いたことさえあるから、教子おしえごも多く
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あの歌ふ人々の間に小尼公アベヂツサはおはさずやとおもひしかど、流石さすが心に咎められて、教子をしへごとして寺に宿れるものゝ、彼歌樂の群に加はるや否やを問ひあきらむることを果さゞりき。