“支度金”の読み方と例文
読み方割合
したくきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清「さア持ってきねえ、したが昔ならお大名へお妾に上げて、支度金したくきんの二百両と三百両下がる器量を持って、我々の自由になるとは可愛かあいそうだなア」
聞てお金の驚き息子が見染めて取ぬまでも二百兩といふ大金たいきん支度金したくきんにまでよこした小西屋今日に成り婚姻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大枚たいまい三百両の支度金したくきんまで投げ出して、いよいよ明日の晩は、お君を伊賀井家に乗込ませるときまった——昨夜ゆうべになって、肝心かんじんのお君は自分の家の裏口で、植木屋の女房のお滝は