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擢出
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ぬきんで
ふりがな文庫
“
擢出
(
ぬきんで
)” の例文
此君
(
このきみ
)
にして
此臣
(
このしん
)
あり、
十萬石
(
じふまんごく
)
の
政治
(
せいぢ
)
を
掌
(
たなそこ
)
に
握
(
にぎ
)
りて
富國強兵
(
ふこくきやうへい
)
の
基
(
もと
)
を
開
(
ひら
)
きし、
恩田杢
(
おんだもく
)
は、
幸豐公
(
ゆきとよぎみ
)
の
活眼
(
くわつがん
)
にて、
擢出
(
ぬきんで
)
られし
人
(
ひと
)
にぞありける。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
が、当時梨園に
擢出
(
ぬきんで
)
た、名優
久女八
(
くめはち
)
は別として、三崎座なみは
情
(
なさけ
)
ない。場面を築地辺にとればまだしもであったと思う。けれども、三崎町が事実なのである。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
擢
漢検準1級
部首:⼿
17画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“擢”で始まる語句
擢
擢揮
擢架
擢片
擢用