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撞々
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どうどう
ふりがな文庫
“
撞々
(
どうどう
)” の例文
府中の町を出はなれたかと思うと、
追
(
おい
)
かけて来た黒雲が彼の
頭上
(
ずじょう
)
で
破裂
(
はれつ
)
した。
突然
(
だしぬけ
)
に天の
水槽
(
たんく
)
の底がぬけたかとばかり、雨とは云わず
瀑布落
(
たきおと
)
しに
撞々
(
どうどう
)
と落ちて来た。紫色の光がぱッと射す。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
やがて雷鳴電光よろしくあって、
錨索大
(
いかりづなだい
)
の雨の棒が
瀑布落
(
たきおと
)
しに
撞々
(
どうどう
)
と来る。さあ、今だ。総員
鶩
(
あひる
)
の如くきゃッ/\笑い騒いで、大急ぎで石鹸を塗る、洗う。大洋の真中で大無銭湯が開かれるのだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
々
3画
“撞”で始まる語句
撞
撞木
撞着
撞木杖
撞球
撞著
撞突
撞球場
撞木町
撞見