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搏撃
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はくげき
ふりがな文庫
“
搏撃
(
はくげき
)” の例文
また組んず
解
(
ほ
)
ぐれつの
肉闘
(
にくとう
)
や、一団の武者と一団の武者との
陣列的
(
じんれつてき
)
な
搏撃
(
はくげき
)
など、いまやここの終局は
悽愴
(
せいそう
)
極
(
きわ
)
まる
屍山血河
(
しざんけつが
)
を描いていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そしてその煽りが鋭く私の心臓を
搏撃
(
はくげき
)
したやうに感じられた。太陽のなかへ落下する愉快な眩暈に、私は酔ふことを好んだ。
ふるさとに寄する讃歌:――夢の総量は空気であつた――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
刃とやいば——とよりも、むしろそれは、気と気、心と心の張りあい、そして、
搏撃
(
はくげき
)
であった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鎌倉の新府には今、その骨太い性格の持主ばかりが、何万となくひとつに住んで、事ごとに
搏撃
(
はくげき
)
しあっていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
傍
(
はた
)
からは
窺
(
うかが
)
い知れない血液と血液とが
搏撃
(
はくげき
)
する。利害にかかわらず共倒れも怖れないところまで行く。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“搏撃”の意味
《名詞》
うち、叩くこと。格闘すること。
押さえ付けること。
(出典:Wiktionary)
搏
漢検1級
部首:⼿
13画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“搏”で始まる語句
搏
搏風
搏浪
搏動
搏闘
搏兵
搏力
搏噬
搏戦
搏打