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推量
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すいりょう
ふりがな文庫
“
推量
(
すいりょう
)” の例文
「仮りにも親となっている身、弥生の心を思いやるといてもたってもおられませぬ。御
推量
(
すいりょう
)
あってひとこと栄三郎どのを私かたへ——」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
時計を見ることができないとすれば、日の
加減
(
かげん
)
で知るほかはないが、なにぶんどんよりしているので、何時だか時間を
推量
(
すいりょう
)
するのが
困難
(
こんなん
)
であった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
この人であろうかと
推量
(
すいりょう
)
を
運
(
めぐ
)
らすのが
大勢
(
おおぜい
)
の人に関するから、つまり大勢の人が僕には恩人のごとき感を与えている。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「お春さん。お前の
推量
(
すいりょう
)
は、当たってるぜ。直ぐに常吉を呼んで来ねえ」
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
見る人は定めしあの人だから表に
優
(
まさ
)
る裏をつけているだろうと
推量
(
すいりょう
)
し、ことさら
尋
(
たず
)
ねもせずに独り
合点
(
がてん
)
している
間
(
ま
)
に、真相を始めて見て、彼は長日月間我々を
欺
(
あざむ
)
いた
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
長庵めの
推量
(
すいりょう
)
でござりまするが——
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“推量”の意味
《名詞》
おしはかること。推測。
(出典:Wiktionary)
“推量”の解説
推量(すいりょう)とは言語学・文法の用語の1つである。物事の状態や相手の心中を推し量る表現法。特に日本語の"助動詞"「う・(よ)う」「(だ)ろう」を用いた形式について言うことが多い。
(出典:Wikipedia)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
“推量”で始まる語句
推量通