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指点
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さ
ふりがな文庫
“
指点
(
さ
)” の例文
人に
指点
(
さ
)
す指の、
細
(
ほっ
)
そりと
爪先
(
つまさき
)
に肉を落すとき、明かなる感じは次第に爪先に集まって
焼点
(
しょうてん
)
を
構成
(
かたちづく
)
る。
藤尾
(
ふじお
)
の指は爪先の
紅
(
べに
)
を抜け出でて縫針の
尖
(
と
)
がれるに終る。見るものの眼は一度に痛い。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物足らぬとは
指点
(
さ
)
す指の短かきに過ぐる場合を云う。足り余るとは
指点
(
さ
)
す指の長きに失する時であろう。糸子は五指を同時に並べたような女である。足るとも云えぬ。足り余るとも評されぬ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“指点”の意味
《名詞》
指 点(してん)
指で指し示すこと。
(出典:Wiktionary)
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
“指”で始まる語句
指
指環
指図
指揮
指輪
指頭
指貫
指示
指金
指物師