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押司
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おうし
ふりがな文庫
“
押司
(
おうし
)” の例文
「ありがとうござんす。ヘンな
禍風
(
まがつかぜ
)
でも背負った日にゃあ大変だ。さっそくに退散します。どうかまあ、
押司
(
おうし
)
さまにはごきげんよう」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その手簡の一つは、蘇州の
押司
(
おうし
)
の
范院長
(
はんいんちょう
)
という者に与えたもので、一つは
吉利橋下
(
きちりきょうか
)
に旅館をやっている王という者に与えたものであった。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
その手簡の一つは、蘇州の
押司
(
おうし
)
の
范
(
はん
)
院長と云う者に与えたもので、一つは
吉利橋下
(
きちりきょうか
)
に旅館をやっている王と云う者に与えたものであった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
押司
(
おうし
)
としては、役署向けの評判もよく、この人に限っては、
吏員
(
りいん
)
にありがちな汚職めいた蔭口も聞かれなかった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だからもし、
押司
(
おうし
)
さんさえよかったら、わたしゃあ娘の
婆惜
(
ばしゃく
)
を、あのお方に持っていただきたいと願っているのさ。わからないかえ、それが本心なんだよ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
司
常用漢字
小4
部首:⼝
5画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上