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婆惜
ふりがな文庫
“婆惜”の読み方と例文
読み方
割合
ばしゃく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばしゃく
(逆引き)
たださえ美人の
婆惜
(
ばしゃく
)
が、その夜は、わけても
艶
(
えん
)
だった。
宋江
(
そうこう
)
へ
愛想
(
あいそ
)
がいいのは当り前だが、
張三
(
ちょうさん
)
への
執
(
と
)
りなしも並ならず
細
(
こま
)
やかだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
以後折々に
宋江
(
そうこう
)
を訪ね、そして宋江の
閑暇
(
かんか
)
をよく笑わせ、やがて打ち解けた頃合いを計って、或る日、美人
婆惜
(
ばしゃく
)
の
執
(
と
)
り持ち話をもちかけた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、にわかに足をいそぎかけると、あいにく、辻の出会いがしらに、ばったり、
婆惜
(
ばしゃく
)
の親の
閻
(
えん
)
の婆さんにぶつかってしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
婆惜(ばしゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
惜
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“婆惜”で始まる語句
婆惜嬢
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