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抒情的
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じょじょうてき
ふりがな文庫
“
抒情的
(
じょじょうてき
)” の例文
銘酒屋を題材にして『濁り江』という
抒情的
(
じょじょうてき
)
な傑作を書いたのも、それから十年も前の
日清
(
にっしん
)
戦争の少し後のことであった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
それが日本人の
抒情的
(
じょじょうてき
)
な言葉で、あきらめと呼ばれるものであることさえ、おそらくヘルンは知ったであろう。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
私は貧乏を意としない肉体質の思想があったので、雰囲気的な落伍者になることはなく、
抒情的
(
じょじょうてき
)
な落伍者気分や
厭世観
(
えんせいかん
)
はなかった。私は落伍者の意識が割合になかったのである。
いずこへ
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
滅
(
ほろ
)
び
交替
(
こうたい
)
しゆく者にたいする
抒情的
(
じょじょうてき
)
な愛も、おのずから説明がつくわけです。
「はつ恋」解説
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
頗
(
すこぶ
)
る
抒情的
(
じょじょうてき
)
な本になってしまったのです。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
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あの『物のあわれ』の
抒情的
(
じょじょうてき
)
ペーソスを知ってたのである。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
抒
漢検1級
部首:⼿
7画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“抒情”で始まる語句
抒情詩
抒情
抒情味
抒情詩的
抒情詩的精神
抒情感
抒情歌
抒情画
抒情詩人
抒情詩主義