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戸次
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へつぎ
ふりがな文庫
“
戸次
(
へつぎ
)” の例文
それは長男の信親が豊後の
戸次
(
へつぎ
)
川で戦死したので、四男の盛親を世嗣ぎとして、それに信親の
女
(
むすめ
)
を配偶にしようと云うのであった。
八人みさきの話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かねがね平家に服従の様子をみせていた、
緒方
(
おがたの
)
三郎をはじめとして、
臼杵
(
うすき
)
、
戸次
(
へつぎ
)
、
松浦
(
まつら
)
党といった面々が、東国源氏に加わったというのである。
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
戸次
(
へつぎ
)
与左衛門、
四宮
(
しのみや
)
隼人、永井兵左衛門、坪内作馬、石橋源右衛門、鵜野九郎右衛門、桜井三右衛門、有竹作左衛門、これらの輩は一味の中でもいずれも一方の大将株で
正雪の遺書
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
臼杵
(
うすき
)
、
戸次
(
へつぎ
)
、
松浦
(
まつら
)
党などが、大挙して攻め寄せるとか、耳に入るもの一つとして平家に有利な知らせではない。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
という意見の対立があったが、結局、公家たちの意向が通って、院の
御下文
(
おんくだしぶみ
)
が義経の手に渡った。それには、緒方三郎始め、
臼杵
(
うすき
)
、
戸次
(
へつぎ
)
、
松浦党
(
まつらとう
)
の面々が、義経の下知に従うべきことと記されていた。
現代語訳 平家物語:12 第十二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
次
常用漢字
小3
部首:⽋
6画
“戸”で始まる語句
戸外
戸
戸棚
戸口
戸惑
戸障子
戸締
戸袋
戸納
戸前