“戯画”のいろいろな読み方と例文
旧字:戲畫
読み方割合
ざれえ40.0%
ざれゑ40.0%
カリカチュア20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大体、そんなような戯画ざれえ楽書らくがきで、ほとんど巻の大半がうずめられていたが、そのうちで兵馬が異様に感じたのは、ただ一つの女文字が所々にはさまれて、それは多くは歌がしたためられている。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
(尤もこれは良秀が僧都様の御行状を戯画ざれゑに描いたからだなどと申しますが、何分しもざまの噂でございますから、確に左様とは申されますまい。)
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この実に精緻せいちな肖像画(というのは、それはどうも戯画カリカチュアと名づけるわけにはいかなかったのだから)